James P.Ham(写真の人です)

ゲリーカー氏がこのごろ使っているベースを製作した人です。
(頭がゲリーの顔のベース)
世界中を演奏活動で移動する際、演奏家が最も気になるのが楽器の状態。ゲリーカー氏もアマティには常にダンピットを4本入れ、楽器の状態には気を配っていますが、湿度による弦高の上下にはダンピットだけでは対処できなく、常に駒を何枚か持って演奏活動をしています。ところが、数年前、ネックを修理してからさらに弦高の上下が激しくなり楽器が安定しなく(ひどい場合は指板が落ちてしまう。当社でも一度修理しました)演奏に支障をきたす場合が時々あるようです。日本公演でも弦高が低すぎて弾きずらい時がありましたが、わかりましたか?連日の公演でどうしようもなくそのまま演奏会を難無くこなしたのはさすがでしたが、相当困っていました。そのような状態に時、Ham氏のベースに会ったのです。
Ham氏のベースの特徴は、今までの楽器の製作方法に囚われず独自の発想を最も重視して作られている点です。
1. Adjustable neck ネック全体が地面に対し水平に移動できネック角度も調整可能、弦高の調整が容易。
2. Machine Heads 写真を見てもわかるように簡単に弦替えができる。
3. Ribs 横板はかえでの合板(2枚)。間に絹布をはさみ、独自の技術で圧着。厚さ2mm。丈夫で音には影響なし。
4. Back 一枚板の大かえで。変形が少ないとのこと(センターで接いでいない)。魂柱付近は厚めに処理。
5. Tailpiece & Endpin エンドピンはチタン。テールピースも自分で製作(フエルナンブーコ製(弓材))。
写真の楽器は弦長106cm。楽器はかなり小型だが、本人いわく『より小さくするための研究中』だそうです。
なお、購入希望方、輸入手続きお手伝いしましょうか?ちょうど一年前(1997年6月)に連絡した時の価格は楽器のみ$20.000.-(予約金$1.000.-)別途、輸送料、税金もろもろかかります。(楽器1台運ぶのは想像以上高くつきます。カナダまで取りに行って遊んで帰って来るのとあまり変わらないと思いますよ)。それから、今予約しても当時3年後だといわれましたので気の長い方でないとね。