河原 泰則 氏

 日立市出身。一橋大学商学部在学中に並行して桐朋学園大学音楽学部に学び、堤俊作、小野崎充氏に師事。1973年一橋大学卒業、'75年桐朋学園大学修了後ベルリン音楽大学に留学し、ライナー・ツェペリッツ、ミシェル・シュバルベ両氏に師事。'77年同音大を首席卒業と同時にフランクフルト市立歌劇場首席コントラバス奏者に就任。翌年ジュネーヴ国際音楽コンクール第2位(1位該当なし)入賞、'80年よりケルン放送交響楽団首席コントラバス奏者に就任、現在に至る。紀尾井シンフォニエッタ東京メンバー。オーケストラ奏者として活躍する一方、ソリストとしてケルン放響、スイス・ロマンド管、シュトゥットガルト室内管等と協奏曲を、クリストフ・エッシェンバッハ、オリ・ムストネン、オーレル・ニコレ、エマニュエル・パユ、ラファエル・オレグ、イザベル・ファン・クーレン、ケルビーニ弦楽四重奏団、イザイ弦楽四重奏団、アルバン・ベルク四重奏団らと室内楽で共演。また、ベルリン芸術週間、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、フェルトキルヒ・シューベルティアーデ音楽祭、キッシンゲン音楽祭、サロン・ド・プロヴァンス音楽祭、リヨン・ミュジカード音楽祭等への出演も回を重ねている。
「河原泰則ほど、この楽器に深い感情を込めて歌う心と技を持つ人は他にいない--世界一うまいコントラバス」(音楽評論家・渡辺和彦氏)と評されるように、ソロ楽器としてはまだまだ楽器の素晴らしさと魅力を世界中に広める事の出来る稀有の存在である。CDもこれまでにドイツのラルゴレコード、ソニークラシカルより計4枚のソロ・アルバムをリリース。そのうち「Fantasy on Double-Bass」(ラルゴは、ドイツの音楽誌「ノイエ・ムジークツァイトゥンク」の 年度CDトップリストに選ばれるなど、いずれも極めて高い評価を得ている。

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